ゼロから始めるinshiochi生活

大学院入試に落ちてから書き始めたブログです

ぎっくり腰

2022/01/26


そーいえばこの間、齢25にしてぎっくり腰になりました。
なかなか衝撃的な出来事だったので記録しておきます。


時期は11月後半でした。
仕事で担当作業の佳境の時期で、
毎日、日中は現場、残業時間帯に机上業務といった具合で、
とても追い込まれていました。

前日に2か月の残業時間が100時間を超えた金曜日、
着替えで靴下を履いた時に腰に違和感を感じました。
腰痛は部活をしていた高校の時からよくあったので特に気にも留めず、
午前中の現場作業に向かいました。
現場作業中も腰痛はありましたが動けないほどではありませんでした。
しかし、作業が終わった帰り道、手すりをつかまないと階段を昇り降りできないほど腰が痛くなりました。

午後も作業があったので、上司の勧めで昼休みは健康管理室のベットで休むことにしました。
常駐の看護師さんはちょうど休暇中で、湿布をもらって、ぶる下がり健康器で伸びをして、ベットで横になりました。
30分ほど横になったでしょうか、起き上がろうとすると、足に力が入らず、腰痛で立てなくなっていました。
なんとか這って廊下の方まで行き、ちょうど通りかかった先輩に助けを求め、
水を買ってもらい、健康管理室から湿布と一緒にパクっていたロキソニンを飲みました。

その後、協力会社の看護師さんに診てもらい、
動けるうちに帰って病院に行った方がいいとなりました。

車の準備をしてもらい帰ろうとしたら、
会社から待てが届きました。

"労災に該当するかもしれないから判断がでるまで待機”

本当に意味がわからないと思いました。
業務中なんだから労災に決まってんだろと思いながら、
労災になったときのめんどくささに吐き気がしたので、
労災申請しないから帰らせてくれと言いました。

しばらくしてやっと帰れるようになりましたが、
ベットから立つのもやっとで、よちよち歩きで車まで行き、
車で初めて天井の手すり?を使いました。

家まで送ってもらって、そのまま自家用車に乗って、
面倒を見てくれた事務の女性のおすすめの整骨院に行きました。
タクシーを呼ぼうかと思いましたが、
動けるうちに動いた方がいいと判断しました。

整骨院ではぎっくり腰と診断されました。
突発的な腰痛は基本的にいわゆるぎっくり腰らしいです。
先生曰く、日ごろの体の疲れは眠っている間に回復されますが、
回復に疲れが追い付かないとどんどん疲れは溜まっていき、
靴下を履いた時に
腰の関節部分にたまった疲れが耐え切れなくなったとのことでした。
ぎっくり腰と聞くと、重いものを持った瞬間にギクッ!!とくるのを想像しますが、
自分のようにゆっくりなることもあるそうです。
マッサージと電流、超音波で治療してもらい、
軽い刺激を与えたほうが回復が早くなるということで小さい針を関節にさしてもらい、
サポーターをつけてもらって帰宅しました。

看護師さんの言う通りここからが地獄でした。
ベットで横になりましたが、寝返りを打つのも一苦労で、
出来るだけ動かないようにして寝ました。
次の日、12時間以上ベットにいて、
出来るだけトイレに行きたくなかったのであまり水分もとっていませんでしたが、
さすがに行きたくなって起きようとしましたが、
あまりの腰の痛さに悶え、這って行こうともしましたが耐え切れず、ベットに戻りました。
小さいワンルームですがトイレがめちゃくちゃ遠く感じました。
漏らすのはプライドが許せなかったので、気合で立って、よちよち歩きで何とかトイレにたどり着き、
座ったら立てないので、立ちションして、ベットに戻ろうと歩き始めたところで、
目の前が真っ暗になりました。
脱水症状で水分不足が原因だと思います。
しかし、ここで倒れたら起きれない!!と思い、感と記憶を頼りに気力で歩き、なんとかベットにたどり着きました。

水分と栄養を取らないと死ぬ!!と思い、後輩にマックとポカリを買ってきてもらいました。

食べて飲んだらだいぶ落ち着きました。
このままではやばいと思い、ググったら、じっとしているのもよくないという記事がたくさんあり、
ベットの上でできる体操がありました。
www.nhk.or.jp

これをして、次に立ち方を調べました。
gleenseikotsuin.net

サポータをして膝に手をおいて支えながら立つ方法で安定して立てるようになりました。

そこからの回復は早く、その日の夜にはマックを買ってくれた後輩と飲みに行き、
月曜日は通常通り出社しました。

整骨院で刺してもらった針は一週間後に取りましたが、
思ったよりちゃんとした針で、ビビりました。


以上、ぎっくり腰レポでした。
運動不足と多忙のダブルパンチでやられた感じでしたね。
復帰後の一週間は会社のおっさんというおっさんに声を掛けられ
ようこそこちら側へといった感じで歓迎されました。

上司で26でヘルニアを患って手術をした方がいて、
その人の勧めで産業医に紹介状をもらって病院でレントゲンを撮ってもらいました。
MRIまで取ってもらおうかと思いましたが、
先生はレントゲンを見る限りきれいな状態で、異常も見られないのでヘルニアの心配はなしと診断されました。
ここで驚いたのは産業医にタダでもらった紹介状があると初診にかかる費用がなくなることでした。
使えるものはどんどん使った方がいいですね!

長くなりましたが、まだまだ寒い時期は続きますので
ムリはしすぎず、荷物を持つときは膝をまげて腰に負担をかけないようにしましょう!